ワンポイントレッスン

最近、プールの常連の方から、もっとキックを打った方が良いとアドバイスされて、

キックの練習を増やした。

私は、1ストロークに2回のキックをするツービートキックで泳いでいる。

バランスが悪い・キックの幅が大きすぎる・小さいキックを多く打った方が良いとアドバイスされたのだった。


そのアドバイスは、6ビートキックを意味するのだと思って練習したが、なかなか上手くいかなくて困っていた。

最近、レッスンを休み続けているので質問するタイミングがない。


昨日は、どうしても質問したくて、スタッフルームの近くへ行ってみた。

多くの先生たちは、子どもたちの水泳教室の指導中。スタッフルームにいる先生は電話中。

電話が終わったら質問しようと思って待ってみたものの、落ち着かなくてソワソワしてしまう。

わずかなその時間に、「ワンポイントレッスン」という張り紙を見つけた。

水曜と金曜に、息継ぎをマスターしていない人対象にレッスンが行われる。

いいなぁ~と思いつつ、ソワソワするのでまた泳ぎ始めた。


子ども達のレッスンが終わり、私は目指せ4泳法の先生にキックの質問をした。

6ビートキックは競泳に向いていて、私のように楽に長く泳ぎたい者には、

疲れにくい2ビートキックで問題ない・・・とアドバイスしてもらえた。

本には、6ビートキックが基本だと書かれているものと、2ビートを勧めるものがある。

本を探すならば、「2ビートキック」をキーワードにしたら良いのかな。



分からないことを聞けるのは有り難い。

ただ、仕事中のスタッフを呼び止めるのは勇気が要る。

だから、気楽に質問できる今の関係はとても有り難い。



聞きたくても聞けない・・と思う人がいるならば、

息継ぎについての指導を受けるレッスンが増えるのは、

とっても良いことだと思う。息継ぎが楽にできれば、

水は怖くなくなる・・・と私は思う。水が怖いのは、息ができないからだ。



私がプールで聞くのは、「どうやって吸うか」という言葉だ。

しかし、水泳での息継ぎのコツは、「息を吐くこと」。

吐けば自然と息が入ってくる。吸おうと頑張らなくても、空気が入ってくる。

それを言うと、私から言われた人は、混乱するようだ。

「ワンポイントレッスン」で学んだら、きっと上達するだろう。