疑問・・②

ワンポイントクロールレッスンについて、私はC先生に批判的な意見を言った。


利用者の要望に応えてレッスンを開くとしたら、

有料レッスンなのではないか・・と言った。


今まで私が受けてきた「初級水泳」も「目指せ4泳法」も無料だ。

利用料金内のサービスだ。

レッスン受講者が増えてきたら対応できなくなるならば、

定員のラインを引くしかないだろう。

例えば、レッスン開始時刻○分まで受付・○人まで・・・というように。


受付時間と定員に縛られずに安心して受講でき、

水泳についてのアドバイスが書かれたカード等をお土産としてもらえるならば、

または、「○○先生のレッスン」という看板のレッスンであれば、

お金を払ってレッスンを受けるだろう。


無料レッスンであれもこれもしてもらうと、受け手は何かお返しをしなくてはと思うかも。

「お返し」は受講料というお金であれば良いのだと思う。

施設にとっては収益になるし、レッスンを受ける者にとっては

心が軽い。



市営での運営が終わるから何かしてあげたいと思って・・とC先生に言われたが、

「それって、来年度はいないという意味ですよね。」と私は受け取った。




時給900円・週20時間以内という労働条件がコナミから提示され、それでは残れないという話を

初級水泳のレッスンで聞いた。それじゃ酷すぎると思って水泳仲間と話し合って要望書を書いた。

私たちが話し合っていたのと同じ時系列で、市と市議会は動いて、週20時間以内という労働条件よりも

マシな条件が提示されたと私は聞いている。

はっきりしたことは知らないが、状況は変わっている。

同時に、「来年度どうなるのか」という疑問について、現スタッフに尋ねることについて

若いスタッフの心が揺らぐから・・とやんわりとストップがかかっていて

私は以前のようには質問していない。



私の本音としては、

新たに提示された条件が受け入れられるもので、「うきはアリーナ」で働き続けたいと現スタッフの中に思う方がいるならば、

1人でも2人でも残ってもらいたい。そして、コナミスポーツの持つノウハウを学んで、

市民の要求に応えてもらいたい。

もちろん、新たに提示された条件が劣悪であれば受け入れられないだろうし、

「市に捨てられた・裏切られた」という感情に対する償いがなく、市の言うことは一切信じられないのであれば、

「同じ人に関わってもらいたい」という私の願いは、

利用者である私の押し付けでしかないが・・・。




疑問として残っているのは、

現スタッフは体協が指定管理者になることを望んで団結していたと聞いているが、

プールとジムは、別々のように感じられる。


ジムでは、「水泳では下半身の筋肉は鍛えられない・・・筋トレも取り入れた方が良い」とアドバイスされたことがある。

プールでは、ジムの話をほとんど聞かなかった。

私自身、ジムをあまり利用していないから接点が分からないのかもしれない。

プールレッスンの「アクアビクス」は下半身の運動が多いと聞いた。

一度経験しておきたいと思っている。


プールの方では、私の勝手な思い方であるが、

子どもの頃から水泳をしてきた人(A)・大人になってから水泳を習得した人(B)・・という違いがあるように思う。

何となく、透明な壁があるように感じられる。

乱暴な分け方だし、ある意味、レッテル貼りになってしまうが・・。


私にとって、どちらの先生のアドバイスも為になる。

また、大人になって水泳を習得して仕事にしていることに、強い関心を持っている。

Bの先生には、泳げない人・泳げるようになった瞬間の気持ち・泳げる人というプロセスがはっきり分かるという強みがある。

その感覚は、教える時に役立っているだろう。

競泳選手の感覚は分からないかもしれないが、

私のような大人になって趣味として水泳を習得したい者の感覚はとても分かるだろう。




以前、「さんまのまんま」という番組で、芸能界の仕事がなくなったヒロミがゲスト出演していたのを見たことがある。

ヒロミは、「あるある大事典」という番組の捏造事件以来、テレビにほとんど出なくなった。

で、何をしているかというと、加圧トレーニングのジムを経営しているということだった。

仕事がなくなって、趣味で体を鍛えているうちにたどり着いた道だという。

ヒロミをグループ分けすると、「大人になってから水泳を習得した人(B)」に入ると思う。


経営者ヒロミは、BとしてA・Bの人を雇っているだろう。



Bの人が、Bの人を雇っているジムもあるだろう。




私は経営のことは、さっぱり分からない。

現スタッフが利用者の願いに応えても良いと思える状況になることを願う。

「どうなるの?」という疑問を「うきはアリーナ」で言うのは止めたので、

ここに書いた。