1日1捨  ミニマリスト すずひ

以前から気になっていた「1日1捨」という本を買った。

ミニマリストすずひさんのブログは、とても人気がある。

ファンもアンチもいるみたい。

私が気になっていたのは、すずひさんが12着の洋服をどのように活用しているかということ。

本で分かったのは、白、黒、グレーに色を絞っていること、

Tシャツとパンツは止めたということ。

すずひさんは、スカートやワンピースを毎日着ている。

白、黒、グレーという定番の色だけを身につけていて、

流行色に左右されない。


ミニマリストしぶさんに似ていると思った。

彼も、白と黒の服を着ている。


ミニマリストは、つきつめていくと、色のない白黒を身に附けるうになるのかなあと思った。

「1日1捨」を読んで驚いたのは、すずひさんが布団の手入れを放棄するために、

布団を使い捨てにしていること。

夏用の布団を使い終えたら捨て、冬用の布団を買うそうだ。


私は、毎年、季節の変わり目に布団を洗わなきゃと思うくらい。

すずひさんは、洗ったり収納したりという手間を捨て、布団を買い替える。

私とは大違いだ。

真似できないです。


「1日1捨」で真似たいと思ったのは、すずひさんの献立。

5週分の献立をきっちり決めている。

かなり食べることに一生懸命だなあと思った。

まるで管理栄養士のようだな。

すずひさんは、料理が苦にならない人だろう。


お金についても書かれていた。

12着の洋服だけで1年を過ごし、1年間全く洋服を買わなかったそうだ。

買わなきゃお金は減らず、貯まるだけ・・・らしい。

夏、冬に布団を買い替えても、大きな出費にならないという。

本当に欲しいものだけを買えば、物欲はなくなるという。

すごいなあ。


そんな風に悟りたいものだ。

私は、新しい電子ピアノが欲しいけれど、

欲しい機種は、すごく高いから手が出ない。

壊れかけの電子ピアノで練習している。


すずひさんだったら、迷わず数十万円の電子ピアノを買うのだろう。

私は、出て行くお金を思うと、手が出ない。

買わずに練習する方法はないかとさえ思う。

それって、本当は、ピアノが欲しくないということ?


「1日1捨」を読んで、ピアノが欲しいと何度も思った。


そうそう、ミニマリストすずひさんは、趣味にお金をかけているんだろうか?

・・・わたむし(妻)