切り絵展

博多どんたくで賑わっている頃、福岡県立美術館で切り絵展を鑑賞した。

前に、有吉・マツコの番組で切り絵美術館と切り絵が紹介されていたのを見たことがあり、

実物を見てみたいと足を運んだ。


切り絵は額に収まっていて、紙の素材感は分からなかった。

紙を切って作られたものだと知って見るのだが、

ガラスにアクリルで描かれた細密画のようにも見えた。

何が良くて何が美しいか、切り絵についての知識があったら感動があったのかもしれない。


そもそも切り絵とは何なのかという疑問が浮かんだ。

美しい絵として見て良いのかと戸惑いながら作品を見た。


有吉・マツコの番組で見て、「不気味だなあ」と思った作品では、

同じように不気味さを感じた。

不気味さを味わいと感じられる人と、感じられない人がいて、好き嫌いのある作品だろう。

ハサミで細かく切っている作品は、

少し触れたら壊れそうな刹那さが味わいだと思った。


・・・わたむし(妻)