芸術って・・・
小学校の女子トイレに男が潜んでいたというニュースを聞いた。
子どもを狙った性犯罪のニュースが続いている。
ニュースを聞いて、ふと、ゴーギャンを思い出した。
南国の女性を描いていたよね・・・。確か・・・。
おぼろげな記憶しかないから、ネットで検索してみた。
ってことは、芸術として見ていた絵の背景に、
ゴーギャンの幼児性愛があったということだ。
ゴーギャンが幼児性愛者でなければ、数々の名作は生まれなかったのだ。
知らないうちに、私は幼児性愛者の影響を受けていたことになる。
関連して、ムンク展を思い出した。
ムンクの作品に、その妻たちが描かれていると知った。
ムンクは反社会的な人間関係の中にいて、不健全さを芸術に表してもいたということ。
知らないうちに、破壊的なものを見ていたことになると思った。
私が芸術として見てきたものの中に、
反社会的なものが多数あったんだなあ。
芸術は、ただ美しいというより、
人の持つ本性が表現されているものなんだろう。
反社会的な幼児性愛や不倫のようなことでも、
芸術のタネになり、社会に受け入れられている。
皮肉なことだなあ。
反社会的な行動は罪なのに、
罪を通して表現したものは芸術になる。
・・・わたむし(妻)