笑い声というもの

帰宅した娘が、「嫌なことがあった」と言う。元気がなかった。
 
何があったか説明してくれた。
 
駅で、自分の近くにいた若い人たちが笑い、自分を避けたとのこと。
 
 
その人たちが何を笑ったのか、娘を避けたのか、実際のところが分からないが、
 
とにかく、嫌な気分になって帰宅したということだ。
 
 
もしも、娘を笑って避けたのだとしても、嫌な気分にならずにすむ考え方がある。
 
大勢の人が行き交う場で、他人を笑って避けるというような行動をとるのは、思いやりのないものだ。
 
笑った人たちの問題だ。
 
「笑う」という侮蔑行為をとらずに、別の行動もとれる。
 
 
また、娘を笑ったのではなく、別の意味の笑いであったとしても、近くにいる人が不快になったのだとしたら、
 
その人たちが感じの悪い人たちだということだ。
 
 
感じの悪い人たちがいたよ・・・と受け止めることもできる。
 
 
よくあることだ。若かろうが老いていようが。
 
「私たち」という仲間で行動しているときに、「私たち」とそれ以外を区別したり、
 
「私たち」を優先したり、「私たち以外」を軽視するというようなことは、
 
よく見られる行動だ。
 
 
感じ悪いと思ったよ・・・というくらいに思いを留めて、
 
感じ悪さの原因探しをしなくても良いと思う。
 
 
・・・わたむし(妻)