嘱託職員という立場について思うこと

私は、何度もスポーツ健康係長と話している。

申し訳ないほどに。

しかし、私ほどには「うきはアリーナ」のスタッフは話していないだろう。

私は疑問を持つから問い合わせている。




スポーツ健康係は教育委員会生涯学習課に属する。

教育委員会と言えば、

私は6年間、嘱託職員として教育委員会の施設で働いた経験がある。

不登校支援の為の施設で指導員として働いた。


小学校の講師として県教委に登録していたところ、当時の浮羽町教育委員会から依頼があり、

3か月間、不登校の子どもの家を家庭訪問する仕事をした。3か月の実践を評価してもらい

指導員の仕事を依頼された。当時は、「嘱託職員は3年まで」という期限が明記されていなくて、

私は6年間働いた。自分を呼んでくれた教育長が辞めるタイミングで私も辞めることになった。

ただ、辞める時に思ったことがある。

初めから「○年まで」と言われていた方が良かったと。

私は6年間、授業をすることから外れていた為に、教員としてはブランクになった。

不登校支援の仕事は特殊なものなので、同種の仕事を探してもなかった。

その後、時間の短い非常勤講師として働いた。

その学校の校長から、「常勤で働く気はないか」と言われたが、私は非常勤で働きたいと思った。

依頼される仕事はフルタイムで働く学級担任の話ばかりで、私は断り続けた。

働きたい仕事とのマッチングがなく、専業主婦という生活にも馴染めなくて

調子が崩れてしまった。


振り返ってみると、私には主体性が足りなかったように思う。嘱託職員という立場を理解していなかった。正職員ではないのに、長く続けられる仕事であると勘違いしていたのだ。

私のような勘違いを「うきはアリーナ」のスタッフがしているとしたら・・・と思うところがあるから、

私は、今の「うきはアリーナ」の状況を知りたいと思う。




教育委員会には私の知る人がいるから、問い合わせをすると、忙しいところに割り込んで申し訳ないような気持ちになるが、嘱託職員ではないから今のようなと問い方ができるのだ。

教育委員会の方には、もうしばらく辛抱してお付き合いいただきたく思う。


市も県教委のように、有資格者・専門職の人材バンクを作って活用していけばよいのにと思う。

今の嘱託職員の雇い方は問題有りだ。