好きだったけれど別れましょう

私は子どものころからテレビ好きでアニメが好きだった。

いろいろアニメを見てきて、今でもアニメは嫌いじゃない。

けれど気になる。

アニメの制作に電通が関わっている。クールジャパンのキャンペーンにも関わっている。

アニメは好きだが、過労死が繰り返されている電通に好感が持てなくなってしまった。


過労死した女性社員は、残業して一生懸命作った資料を上司から駄目だ、お前の残業は無駄だったと言われたそうだ。

資料を作り直しただろう。

睡眠がとれなくて目が充血しているのをからかわれたという記述もあった。

髪がぼさぼさになってたら、女子力がないといじられたり・・・。


若い女性が年長の男性からいじめられている様子を想像して気持ち悪くなった。

そんな気持ち悪いイジメ加害者たちが面白いと思って作っているものを私は見てきたんだなあ。


面白いと思って見ていた「進撃の巨人」も「NARUTO」も、「鋼の錬金術師」も「銀魂」も・・・電通が関わっていたそうだ。

電通の力なしにアニメーションは作れないのかな?

アニメ好きだったけど、もうそんなに好きじゃないかも・・・。

かなりガッカリした。


新聞広告のモニターをしたことにも関係があった。新聞広告モニターは、ビデオリサーチ社の仕事だった。

ビデオリサーチは、電通の子会社だそうだ。

広告を見るのは嫌じゃなかったけど、少し嫌になった。


話は飛ぶけど・・・。ワーグナーだったかな?ナチスのイメージ作りにワーグナーの曲が使われていたのだったかな?

戦前の日本の大政翼賛会が流したキャッチコピーも思い出す。「欲しがりません勝つまでは」など。

心を揺さぶる音楽や、記憶に残る言葉で人々をコントロールしてたんじゃないかな。

放送や広告には、大きな力がある。スゴイけれど、怖い。


そんな力を持った会社が、今でも昔の軍隊みたいなしごきをして若者を潰している。

電通が作っている映像には、しごき、パワハラを肯定する何かが入っているんじゃないかと思う。


・・・わたむし(妻)