ザ タウン

銀行や現金輸送車を襲う犯罪者が主人公。

この映画でショックだったのは、チャールズタウンの花屋が裏家業で稼いでいること。

花屋でもあり、強盗の仲間でもあるという二面性にショックを受けた。

主人公の男にも、二面性がある。強盗に押し入った銀行の女性副支店長を人質にするのだが、解放後、同じ町の住人と分かる。仲間は殺せと言うが、主人公は偶然を装って接近し副支店長と親しくなる。犯罪の加害者が被害者と恋仲になる。

主人公の男は、生き方を変えたいと思いながらも、ずるずると強盗家業を続ける。結末としては、生き方を変えることに成功するというハッピーエンドなんだけど、犯した罪を反省することはない。

償わなくてもOKと言っているような終わり方が不快だった。

犯罪加害者の更生に、罪の償いは不要なのか。

・・・わたむし(妻)