池袋暴走事故 被害者の会見が悲しい

池袋での交通事故で妻と娘を亡くした男性が

会見を開いた。

テレビでそれを見た。

「悔しくて悔しくて・・・」と言葉を重ねていたが、

怒りは抑制されていて、

直接に加害者を非難しなかった。

妻と娘の写真を公開したのは、精一杯生きていた妻や子の存在を見せたかったから、

そして、危険な運転を減らしたいからと言っていた。


怒りを抑制した姿が悲しく見えた。

何も考えずに怒りをぶつけたとしても、

誰も男性を非難しないだろう。


加害者は肋骨を折る重症。入院しているそうだ。

なので、逮捕されないそうだ。

回復を待って事情をきくという。


事故で怪我をした人たちについての内容は、テレビで報じられなかった。

10人くらい怪我しているようだ。


交通事故を起こしたら、加害者は被害者を助けなきゃならないはずだ。

逃げたら、ひき逃げという罪を重ねることになる。

池袋の事故の場合、

加害者は被害者を助けようとしなかった。

ただ、車に乗っていただけ。

息子に事故を起こしたことを相談していたそうだ。

警察にも消防にも電話してない。

逃げてないのでひき逃げではないが、

助けようとしなかったのって、罪にはならないの?


そして、加害者に認知症の症状があったとしたら、

やはり、罪には問われないのかなあ?


100キロを超えるスピードで自転車や他の車に激突しても

車の中にいる人は死ななかった。怪我で済んだ。

この事故は、トヨタ・プリウス車の頑丈さを証明することになったのかなあ?

トヨタ・プリウスはますます売れるということ?

けれども、事故を回避する機能はないのだなあ。

とても良い車だけど、

事故を起こしてしまう。

自動車に罪はないけれど、

私は、自動車を少し嫌いになったし、

自動車のスピード、不要だと思った。

のろのろとしか走れない車だったら、

死亡事故にならない。


どんどん高性能の自動車が生産され、

交通ルールを守っていても、スピード違反の暴走車に殺されてしまう場合がある。

絶対に暴走できない自動車があったらいいのに。


のろのろの車なんて、つくられないか・・・。

ふと、ケロヨンを思い出した。

カエルのケロヨンは車好きだったなあ。


マッハGOGOGOというアニメもあったなあ。

カーレーサーが主人公だった。


速い車はかっこいい。

人気者やヒーローは速い乗りものに乗っている。

が、鉄道好きではない。

タクシーにも乗らない。

バイクや車を自ら運転している。


アメリカンヒーローのバットマンも車に乗ってたなあ。


暴走車の事故について考えると、それらのヒーローたちが色あせる。

かっこよくない。むしろ危険。


・・・わたむし(妻)