煽り投稿

福岡・有名ブロガー刺殺事件についての記事で知ったこと。

○被害者と加害者の接点は、「はてな匿名ダイアリー」という掲示板。

○加害者は誹謗中傷投稿を繰り返し、「低能先生」というあだ名をつけられていた。

○被害者は掲示板の運営会社に、低能先生のIDを停止するよう働きかけていた。

低能先生のID停止

○新幹線での刺殺事件について、低能先生を犯人扱いする投稿があり、「低能先生ネット弁慶。人を殺せるはずがない」という投稿がつけられた。

○加害者は旧大名小学校での犯行後、「ネット弁慶を卒業してきた」などと投稿。


掲示板で、加害者に対する煽りと投稿があり、犯行への刺激となったのではないかと記事に書かれていた。


視野が狭くなっていたであろう加害者は、自分が失うものに考えが及ばなくなり、

煽りに乗るようにして犯行に及んだのだろう。


煽り投稿をした人は、加害者の犯意を焚き付けた自覚、影響を与えた自覚はあるだろうか。

加害者は、怒りを冷ます努力をしただろうか。

煽り投稿に対して、

「確かに私はネットに張りついているネット弁慶だ。実際に悪事をはたらくことを恐れる小心者だ。けれども、犯罪を犯しはしない。今、働いていなくて、惨めな気持ちになっているが、惨めなのは今だけだ。生活を再建したい」

などと反論しても良かっただろう。

煽り投稿に対して、「ネット弁慶卒業してきた」などと、

犯罪の達成感を書くなんて、どうかしている。


・・・わたむし(妻)