富野由悠季の世界
福岡市立美術館で「富野由悠季の世界」を見た。
膨大な量の展示だったので、3分の1くらいで疲れてしまった。
私は子どものころロボットアニメが好きだったので、
すごく興味を持って展示を見た。
じっくり見ていたら、すごく疲れてしまった。
勧善懲悪の分かりやすいストーリーでなく、
敵にも魅力的な人物像をもたせ、
戦争になってしまった背景も描いていて、
ガンダムは古いアニメなのに、今見ても引きこまれる面白さがあった。
けれども、放映された当時、視聴率が低かったため終盤のストーリーが省かれてしまったのだと
展示を見て分かった。
当時のことを思い出す。
私は高校のころ、生物部で活動していた。
私は部活をさぼって帰宅し、ガンダムを見ていた。
誰からも、部活サボるなとは言われなかった。
研究発表会前だけが忙しい部活だったし、
ガンダム好きな部員が何人かいて、私と同じ行動をとっていたから
責められなかったんだろう。
戦いが決して好きではない主人公アムロが、
ガンダムを操縦できるという自分にしかできないことをやっていく中で
人として成長する様子が面白かったなあ。
疲れやすい自分がとても残念。
・・・わたむし(妻)