日通が無期転換逃れ・・・という記事

「日通が無期転換逃れ」というタイトルの記事を読んだ。

日本通運に雇用されていた40歳の女性が雇い止めの無効確認などを求めて東京地裁に提訴したそうだ。

記事に女性の状況が紹介されていた。

○12年に日通から直接雇用され、一年ごとに契約を更新。

○15年6月に交わした雇用契約書に「13年4月以降、最初に更新した契約から5年を超えて更新することはない」という一文が追加される。

雇用契約書に「今年3月末を超えて契約を更新しない」と書かれる。

○女性は雇用を打ち切られた。


記事によると、更新ごとに労働契約書の内容が変化していき、女性もその内容を了承していたはずとして雇い止めしたのだなと思った。

日通は15年から無期転換逃れの準備をしていたことになるだろう。


私はこの記事を読んで想像した。

この女性のように多くの人が雇用を打ち切られ、

その仕事を外国人研修生が担っているだろう。

日通は、無期雇用しなくてよい外国人研修生をどんどん受け入れているのではなかろうか。


それにしても、日本通運に良いイメージを持っていた私はがっかりした。

私は日本通運のことを、美術館や博物館の展示物のような繊細な荷物を確実に運ぶ運送会社だと思っていた。

良い仕事をする会社ではあるんだろうけど、非正規雇用者を使い捨てにする会社でもあるようだ。


・・・わたむし(妻)