あさイチ コンニャク特集

NHK「あさイチ」で、コンニャクが特集されていた。

コンニャクを凍らせて、ぼこぼこに穴があいた状態にして水気を絞って調理すると、

歯ごたえがある肉のような食感になるそうだ。

肉の代わりにこれを使った料理が紹介された。低カロリーで噛む回数が増えて体重増加を防止できるという。

へえ、すごいなぁと思いながら見たけれど、視聴者から厳しい意見が寄せられていた。

コンニャクを食べ過ぎたら腸閉塞に悪いとか、

肉をコンニャクに置き換えたらタンパク質が食べられないではないかなど。

コンニャクの良さを伝える特集なのだが、後味の悪い終わり方になった。


意見を寄せた視聴者の怒りを感じた。

番組を作るに当たって、腸閉塞を経験した人への配慮が欠けていたのだろう。

腸閉塞だけでなく、胃や腸の手術をした人にとっても優しくない構成だったかもしれない。


しかし、コンニャクって不思議な食べ物だと思った。

消化しにくいものを食べるのだから。

最初に食べようとした人の苦労を感じる食べ物だ。


コンニャク以外食べる物がなくて、コンニャク芋を食べるとして、

生のコンニャクは食べられる物ではないだろう。

煮ただけでも食べられないだろう。

プルプルしたあのコンニャクを作った人がいたから、私ら日本人はコンニャクを食べることができる。

誰だかしらないけど、昔の人に感謝して食べたいと思った。


・・・わたむし(妻)