しない家事

人気ブロガー、マキさんの「しない家事」という本を買って読んでみた。

マキさんのプロフィールに、広告代理店勤務とあった。

以前なら気にならないことだが、今は見逃せない。

いったいどんな暮らしなのかと興味を持った。


マキさんには、夫と子ども2人がいる。

9時から16時まで働くママ。

家事は好きではないという。

できるだけ無駄を省いて楽に家事ができるように工夫している。

定番の洗剤や調味料を買う。CMに左右されない買い物をしている。

自分軸を持ち、迷いやブレが少ない。


ざっと目を通してみて、女性が憧れる女性だと思った。


私は、いろいろと迷うから今でも家事本を読む。その中に取り入れられることがあれば良いなといつも思っている。

マキさんの本にさらりと「定番」と書かれていたが、「これが我が家の定番商品だ」と思える物、あるかな?

シャンプーにしても、家族それぞれに好みの違いがあるから、我が家に定番のシャンプーはない。いろいろ試している。

十数年前、石鹸を愛用していた私は、石鹸で髪を洗い酢水でリンスしていた。

私は、それがお気に入りのやり方だったが、美容院で話すと笑われてしまった。

石鹸が定番だという私の思いは砕けてしまった。

私の自分軸は弱く折れやすい。笑われれば折れてしまう。


家事本を読んでいると、自分の弱さを突き付けられるような思いになる。


過去の私は、牛乳石鹸の青箱が好きだった。顔も体も髪もそれで洗っていた。

あの頃が懐かしい。お気に入りの安い石鹸で幸せを感じていたなぁ。

今は、それより安い物を使っている。石鹸なら何でも良い。

顔と体は石鹸で洗う。


たまに、石鹸で洗濯もする。石鹸は便利だなと思ったりもする。

ははぁ。石鹸好きはまだ私の自分軸に入っているようだ。

良かった。軸は折れていない。


「しない家事」を読んで、無駄を省いて楽をするという発想は取り入れたいと思う。

私には無駄が多いからだ。

無駄が多く、人の意見に簡単に左右される。

他人の家事を参考にしたくなるほどに、左右される。


「しない家事」を書いたマキさんは、家事が好きではないのに家事について発信し、

多くの人に支持されている。カリスマ的な存在だ。

いろいろな雑誌で取り上げられているという。


・・・わたむし(妻)