発表会
昨日はピアノの発表会だった。
カホン、オカリナ、フルート、サックス、ピアノ、エレクトーンの生徒が発表し、
先生方も演奏してくださった。
私は、「モア」と「過ぎ去りし日々」を弾いた。
「モア」は、1961年に制作された映画「世界残酷物語」のためにリズ・オルトラ二ーとニーノ・オリヴィエロが作曲したもの。私は「世界残酷物語」という映画を見ていないので映像内容を知らないが、「モア」はとても優しい感じの曲だ。
「過ぎ去りし日々」は、小林亞聖作曲で、向田邦子のドラマで使用されていた。戦前の昭和を思い起こさせる音楽だと思う。
演奏の出来はイマイチ。あがり症の私の手は、プルプルと震えていた。もう終るというときにミスタッチ発生。
頭の中が真っ白になるほどうろたえたが、投げださないで弾けてホッとした。
「あら野のはてに」というクリスマス曲をピアノとエレクトーンで合奏した。
私は旋律を弾いた。自分の発表を終えていたから落ち着いて弾けた。
とにかく、実力以上の演奏はできないし、緊張していたら思いもよらぬところでコケてしまうと思った。
もっと上手になりたいな。
この発表会では、中高校の同級生と再開した。そんなに親しく話したこともなかったのに、彼女は私のことを覚えていてくれた。他人の記憶の中に自分がいたなんてと驚いたし、なんだか嬉しかった。
彼女は、ブラスバンド経験者。みごとにオカリナを吹いていた。
今、オカリナがブームなのか、生徒が急に増えたそうだ。
フルートを習い始めて一か月という少女もいた。
みんなで楽しい発表会にしようとしている感じがして、幸せな気分になった。
次の発表会に向けて、自分も頑張ろうと思う。
・・・わたむし(妻)