嘉納治五郎⑤

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それまでの柔術と柔道の違いは、仰向けに相当な“ハズミ”又は“勢い”で倒すことが、

「一本」の条件と明記した事です。

例えば背負投においては、柔術では背負って投げる際には、

腕をつかみ、掌を上にして背負い肘関節にダメージを与え、

投げた後で止めを刺す、という捕縛の意味が強かったようです。

しかし、柔道では掌を下にして背負い、相手を仰向けに投げることを一本としたのです。

画像は柔術と柔道の背負投です。