嘉納治五郎①

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 連日 熱戦が繰り広げられていたロンドンオリンピックも本日で閉会となりますが、

大会前半に行われた“柔道”と現代柔道をまとめ上げた“嘉納治五郎”について

数回に分けて紹介します。

嘉納治五郎師範は天神真楊流柔術や、

投げ技を中心として他に中(=当身技)なども伝えていた起倒流柔術

技の基礎を学び、又 大東流合気柔術や他の流派の柔術杖術、剣術の研究も進め、

それらの流派の長所などを取り入れていき、講道館柔道を創始するのです。

天神真楊流柔術という流儀は、

楊心流と真之神道流(しんのしんとうりゅう)との二流派をあわせたものです。

一方 起倒流柔術という流儀は、元々戦場において鎧を着用して攻防しあう流派であったそうです。

鎧を着用していると、当身技は利かず、投げ技の攻防が中心を占め、

それらを二十一本の“形”で構成していたのだそうです。

画像は、月刊 武道1月号より“マンガ 武道のすすめ第一回”です。