長岩城史跡案内所(44)-2

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問注所氏が浮羽の領主になる以前には、大分日田の津江郷の領主長谷部氏が治めていたそうです。

長谷部信連(はせべのぶつら)は、後白河上皇の第二王子以仁王(もちひとおう)の平家討伐に加わり、

武勲を立て、源頼朝から津江郷を与えられ、長岩に城を構築し筑後に勢力を伸ばしたと言われています。

しかし、平川館長が、文献を調べたところによれば、長谷部氏が浮羽に訪れた記述はあっても、

築城した記述まではなかったそうです。そこのところが、定かではないところのようです。

写真は隈上川の支流の井延川の菜の花の状況です。