犯人は憎いが回復してもらわないと困る

京都アニメーションへの放火について、

日々、続報のニュースがある。


今回の事件で、放火の恐ろしさを知った。

ローカルニュースで頻繁に放火事件が報じられていたが、

ボヤ程度で怪我人や死人はなかった。

なので、放火を迷惑行為程度に受け止めていた。


京都アニメーションへの放火では、建物が燃えるだけでなく、

一瞬にして何十人もの人が亡くなった。

犯人によってまかれたガソリンが一気に蒸発し、ライターで火をつけられて爆発した。

建物に消火設備があったとしても役に立たなかっただろうし、

逃げる間もなかっただろう。

犯人でさえガソリンの威力を知らなかっただろう。


テレビドラマなどで放火や焼身自殺のシーンを見ると、

単に液体しか映っておらず、爆発しない。

犯人は、そんなドラマなどのシーンを思い描き、自分が死にかけるとは思っていなかっただろう。


今回の事件で、ガソリンを使った放火は、自爆テロと同じ被害をもたらすと知った。

爆弾を作る手間はなく、ガソリンは店で簡単に買えるのが恐ろしい。


それにしても、犯人は「小説をパクられた」と怒っていたという。

コンビニ強盗で収監されていたときにも小説を書いていたという記事を読んだんだけど、

何十枚ものボリュームになる小説を書くこと自体は、すごいことだと思う。

私にはできないことだ。

犯人は、自分が書いた小説が京アニに採用されると夢見ていたのかもしれん。

が、落選し夢は破れた。

大きな夢が破れ、犯人の心に何が起こったんだろう。

分からない。

これは、犯人が回復して話してくれんと分からん。


何にしても、自分の思うようにならないと誰でも

イライラしたり、腹が立ったりするものだろう。

「何て自分は力がないのか・・・」と気持ちが沈んだりするものだろう。

ぅぅぅん・・・犯人の場合、「自分が書いた小説は立派なものだった。京アニは小説を採用せず、俺から小説を奪った。俺のアイディアを盗んで作品に取り入れるに違いない」と

逆恨みしたのか?

どうなんだ?

これも、犯人に話してもらわないと分からない。


京アニ放火犯の命は助かるだろうか?

回復して話してもらわないと・・・。

大勢を殺して構わないと思ったのは、なぜ?

・・・わたむし(妻)