吉本興業のお家騒動を見て

吉本興業の社長の会見などを見て、

6000人もの所属芸人がいて、

そのほとんどが芸能活動で食べていけないと分かった。

大御所と言われる芸人たちが反社会的勢力と繋がりがあったのも、

吉本興業を通さない直営業が当たり前に行われていたからだろう。

吉本興業は、芸人の生活を保障しないし、

契約書もない。

なのに、芸人になるための専門学校を経営し、

多くの若者たちを呼びこんできた。


吉本興業は専門学校の経営でお金を得ているが、

学生の夢を大きく育てても、夢と現実との落としどころは示さないのだろう。

「吉本所属」という冠をつけた売れない芸人たちが、

6000人もいる。

40代で若手と言われる芸人の世界で、

6000人もが20年も下積み生活をしているのかと想像し、

ゾッとした。


吉本興業がつぶれては困ると大物芸人たちが動いているそうだが、

若者たちの貧困の上に芸能が成り立っているのであれば、

一度、潰れてもらった方が良いと思う。

お笑いは大阪の文化の一つだから、

吉本がつぶれても、お笑いはなくならないだろう。


・・・わたむし(妻)