韓国で日本ボイコット
日本が韓国に対して、安全保障上の理由で
韓国への輸出に規制をかけることになった。
規制対象の品目が、韓国の基幹産業に打撃を与えるものなので、
今、韓国の人々は衝撃を受けているそうだ。
そんなニュースを見て、違和感を持った。
前々から、そうなる恐れがあると日本政府は言っていた。
なのに、韓国は関心を示さなかった。
日本政府が実行に移して、
韓国国民の怒りの矛先は、対応しなかった韓国政府に対してでなく、
「日本」へ向けられているようだ。
日本旅行を止めようとの呼びかけもある。
韓国で活動する日本国籍の芸能人を追い出そうとする動きもあるそうだ。
日本大使館前でもデモがあったというニュース記事があった。
これらの怒りの火は、燃え続けるのか？
燃え続けるとしたら、私らのような一般市民が困ることになりそうだ。
韓国のニュースでは、これまでに大規模なデモについてのニュースを見ることが多かった。
今からは、日本に向けられた大々的なデモが起こるのだろうか？
ちょっと怖い。
私が抱いた違和感は、
日本からの輸入品に頼る産業があるのに
韓国政府が対応していなかったこと。
フッ化水素などの製品を日本がほぼ100パーセント生産し、
韓国はそれらを輸入して液晶などを作っているというが、
国にとった重要なことなのに、なぜ対応してこなかったんだろう。
日本からの輸入に頼らず国産化を目指すとか、
友好関係を保つとか、
なぜしてこなかったんだろう？
北朝鮮との統一に一生懸命な政権なんだろうけど、
韓国の産業についても考えなくちゃならないだろう？
まさか、財閥企業を潰すために問題を放置していた？
国民の怒りの矛先が日本に向けられ、
財閥が弱くなって、
得をするのは誰なんだろう？
何を目指しているのだろう？
火の子は風にあおられて、遠く離れた所をも燃やすだろう。
観光業に飛び火するんじゃないかと心配だ。
ネットを見ると、日本政府の判断を肯定する書き込みがとても多い。
よくやったという声ばかりだ。
私は、自分の生活が脅かされるような不安を感じているから、
「よくやった」と言えない。
早く鎮火してほしいと思う。
安倍さんも麻生さんも、庶民の暮らしに無関心だと思う。
・・・わたむし(妻)
