不利益営業

郵便局の保険について、

客が損をするような契約をしていたという問題がニュースで取り上げられいた。

こういう不利益営業は、保険業界に昔からある悪い習慣だと思う。


私は何にも知らない20代のころ、

今は倒産して無くなっている保険会社に騙されたことがある。

それまでに入っていた保険を解約して、新たに別の保険に入るよう勧誘され契約してしまったんだけど、

私は損をした。得ではなかった。

ただ、保険会社の営業成績が上がっただけだった。

保険の知識を持つ人が、持たない人を騙したという詐欺行為だった。


その件から、善人のように見える詐欺師が身近にいると思うようになった。


10年くらい前だったか、夫がかんぽの保険を解約して、新たに別のかんぽの保険に入ろうかと思うと

言ったことがあった。

がん保険について相談しに行ったところ、全く別の提案をされ、その気になっていた。

危ない話かもしれないと私は、夫に用心するよう言った。

郵便局の人は、客の利益について無関心なのかもしれん。

関心があるのは、自分の営業ノルマ。


以前、ニュースで見たことがある。

郵便局では、ノルマが厳しくて、年賀はがきのノルマを達成するために自腹で購入しなきゃならなかったり、

ノルマが達成できなかった人を追い詰めて、自殺する人まで出ていた。


もともと、郵便局に、働く人の良心を曇らせるような悪い習慣があるんだと思う。

もともとというか、民営化されて悪い習慣ができたのかもしれん。


客が損をするような対応をしたら駄目だというような、法律、欲しいなあ。

・・・わたむし(妻)