タクシー運転手 約束は海を越えて

韓国の光州事件が描かれた映画。


軍隊が市民を銃で撃ち殺すなんて酷いと思ったが、

市民に紛れ込んだ私服軍人が、「アカをやっつけろ」と言い、

ドイツ人記者を乗せて光州へ来たタクシー運転手を「売国奴」と言う様子を見て、

軍人から市民のデモを見ると、

国家転覆を狙う共産主義者たちの集団に見えるのかなあと思った。


私服軍人が市民に紛れているのと同じように、

国家転覆を画策する共産主義者が市民の中にいて、

デモを動かしているのかと思ったが、

それについては何も描かれていなかった。


戒厳令を止めよ」と主張する若者たちに催涙弾を投げ込んで鎮圧しようとしていた軍だが、

エスカレートして銃撃するようになり、

市民の運転する装甲車が軍に突っ込んだりする。

軍が一方的に銃撃しているのか、市民も反撃しているのか分からない描かれたかだった。

ただ、市民の犠牲については、生々しく描かれていて、

韓国の国民同士で殺し合ったなんて、なんという「黒歴史」かと驚いた。


なんでそこまでエスカレートしたかは、韓国の歴史を知らなきゃ分からんなあ・・・。

ちゃんと調べたいなあと思った。

・・・わたむし(妻)