アリータ バトルエンジェル
劇場で、2Dで見た。
主人公アリータは、脳は人間で、体のすべてが機械でできている。
機械だが、映画で登場する機械化人間の中で最も美しく、最も人間らしい。
機械として強いというより、
人間として強いという感じだった。
生身の人間の中には、
機械人間を襲い、機械部分を奪い去る者もいた。
機械を奪われて、身動きできなくなって、
ほんとうに無力な状態になった様子を映画で見て、
現実世界での、健常者と障がい者を重ねて見てしまい、心が痛んだ。
アリータの体は機械なんだけど、失われた300年前の機械であるため、
機械なのに、その時代の技術では修理できない取り換えのきかないもの。
なので、機械であるが、失ったら二度と戻らない生身の人間のようだった。
この映画での見ものはバトルシーンだと思う。
格闘技が好きな人ならば、バトルシーンに目がひきつけられることだろう。
私は、格闘技はよく分からないので、
「人間らしさとは何だろう」と思いながら映画を見た。
原作の漫画も読んでみたい。
・・・わたむし(妻)