駅の階段をモップで拭く清掃作業員を見た
外出先で清掃作業員を見かけると、
なぜだろう、親しみを感じる。
仕事の内容に興味がある。
なぜなら、私も毎日、家で掃除をしているからだ。
掃除のプロは、どんな風に掃除をしているのかと興味を持って見ている。
最近、駅の階段をモップで拭いているのを見かけた。
モップは、清掃業者用の毛の長いものだった。
細かい土ぼこりも、モップで取り除かれているのだなあと感心した。
我が家の掃除にも活かせる方法だとも思った。
ベランダを掃いたら雑巾で拭いてみよう。
こんな風に思っているうちに、古い記憶が甦った。
小学校の高学年のころだったか、先生がトイレ掃除の手順を教えてくれた。
そのトイレは古く、床はコンクリートだった。
床を掃いたら、便器を雑巾で拭き、
別の雑巾で床を拭くのだと、目の前でやって見せてくれた。
私は、真似て、その通りにした。
家のトイレ掃除も、やはり、そのやり方で母親や祖母はやっていたと思う。
昔、学校で教わったトイレ掃除の方法を思い出せて嬉しい。
駅の階段をモップがけする清掃作業員を見て、
コンクリート製の階段って、足で踏むのが もったいないような気がした。
キレイに掃除されている駅を利用できるのは、
ずいぶんと幸せなことだと思った。
・・・わたむし(妻)