ブラックな芸能界

薬局の待合室で西日本新聞を読んだ。

気になったのは、愛媛県で活動するアイドルグループの問題。

えのはガールズのメンバーだった16歳少女が自殺し、遺族が提訴するという。

中学生の頃からアイドル活動をし、通信制高校に進学してからも活動をしていた。

通信制高校の通学日に登校できないとか、長時間の労働を強いられるとかで、辞めたいと申し出たが、

自殺した少女は人気のある人だったからか、辞めさせてもらえず自殺したということのようだ。


芸能界をひとくくりにしたらいけないだろうが、

人を育てるとか、学べるよう配慮するとかが、

重要視されていないのかなあと思った。


芸能活動するのら、所属事務所の意向にそわなきゃならんという縛りが強く、

辞めるなら賠償金を払えというような金銭問題にもなるんだろう。


もしも、少女が、高額な賠償金を払えと言われたとしたら、

親に相談する前に死を選んだとしても不思議ではない気がする。


辞めるなら1億円払えと言われたとしたら、

そんなお金払えるはずがない、ならば、辞められない、

このままずっと苦しみが続くのか・・・

と、将来が見えなくなって死を選んだとしたら・・・。


大人が少女の無知につけこんで、殺したようなものだと思う。




・・・わたむし(妻)