麻生太郎の言葉から考えたこと

麻生太郎さんが、障害者雇用について、

「障害者も限られているから、各省庁で取り合いになるようなことになっても困る・・・」

と言っていた。

実際のところ、障害があるのに手帳を取得してない人が多いのではないかなと思いながら

ニュースを見た。

そう思うのは、障害が出ると自動的に手帳をもらえるのではなく、

本人が申請しないと手帳を取得できないからだ。

自分の状態が障害と言えるかどうか考えるには、

自分の状態を客観的に見なきゃならんだろう。

障害を見つめるのを避けて、いろいろな社会的な支援を得ないままの人がいると聞いたことがある。


だから、障害者が限られているというより、

国が国民に情報を提供していけば、

手帳を持つ人は増えていくんじゃないかと思う。


家に引きこもっている障害者が、自分の障害を受け入れて

社会活動に参加するには、

情報が必要だと思う。

まずは、相談に行けるよう、障害者の掘り起こしが必要だよね。


老いた両親が亡くなって、障害のある子が取り残されたというケースがあると

聞いたことがある。

役所が把握できてない障害者がいるという現実にも光を当てて

報道してもらいたいなあ。


・・・わたむし(妻)