お金がなくて病院へいくのをためらう人
無保険・お金がないという理由で病院へ行くのをためらい5人死亡したというニュースを見た。
埼玉県で5人死亡したという。
会社に所属していたら、会社が健康診断してくれるし、
社会保険にも加入できるから、体調が悪ければ病院へためらわずに行く。
自営業者などは国民健康保険に加入するから、
やはり、ためらわずに病院へ行く。
生活に困窮する人が生活保護を受給すれば、医療費は無料になるから、
やはり、ためらわずに病院へ行く。
このニュースの場合、国民健康保険に加入していない人のことだ。
いったいどういうことかと分からなくなった。
保険税を払ったら生活できないから払えない。
だから、病院へ行きづらい。
そして、治療できず亡くなってしまう。
これって、どういうこと?
保険税を支払うのが困難なとき、相談する窓口はどこなんだろう。
生活苦について相談する窓口はどこ?
それを知らせるCMやポスターはあるだろうか?
この夏に、電気料金が滞ってエアコンが使えず熱中症で亡くなった人がいるというニュースに衝撃を受けたが、
お金の心配をして病院へ行けなくて亡くなる人がいるとニュースで知り、
頭の中が暗くなるような思いがした。
ためらう時間もないまま倒れてしまって救急車で病院へ運ばれる人だっている。
まずは治療がなされ、命が救われるだろう。
その次に、治療費を支払う方法を話し合って決めるだろう。
そう考えると、お金がなくても何とかなるんじゃないかと思う。
お金がないと病院へ行けない社会ではないと信じたい。
・・・わたむし(妻)