ゴンチャロフ

洋菓子製造のゴンチャロフで働いていた20歳の男性が自殺した件、

労災認定されたという記事を読んだ。

先輩社員から挨拶を無視されたり暴言を受けたりしていたその男性は、鉄道に飛びこんで亡くなったという。

記事を読んで、

「また牛の餌作ってるのか」という言葉が思い浮かんだ。

多分、以前読んだ記事で知った暴言。


ゴンチャロフでは、仕事で失敗すると苛めれる雰囲気が支配していたんだろうと想像した。

無視や暴言を放置し、若者を見殺しにした会社には、やはり責任があるのだと

記事を読んで思った。


そして、ニワトリのようだと思った。

強いニワトリが弱いニワトリをつつく。強さによって序列があると聞いた。

強いニワトリは自分より弱いニワトリをつつく。弱いニワトリは、より弱いニワトリをつつく。

最も弱いニワトリは、数多くのニワトリからつつかれる。


人間の本性もニワトリと同じなのだが、

「殺してはならない」というルールを作り、

弱者を守っているのだろう。


経験の深い人が経験の浅い人を導く愛ある会社であってほしいが、

暴力的な本性がルールを上回る集団では死者が出てしまうだろう。


また、職業愛が強すぎる人が、いい加減な仕事をする人を憎み、

挨拶を無視し、言葉も交わさないことも起こるだろう。


「できる人」が「できない人」を軽蔑し憎むという構図も思い浮かぶ。

「できる人」が「できない人」をイジメて、会社から追い出す・・・とか。


・・・わたむし(妻)