醜い勝ち方という批判

サッカーワールドカップで、日本は予選リーグから決勝へと進んだ。

なのに、日本の決勝進出を歓迎しないムードがあるようだ。


それは、ポーランドとの試合で、日本が無気力な時間稼ぎをしたから。

サッカーを侮辱していると見られての批判が多いようだ。


私はその試合の後半を見てないから、怒りも何もないけど、

同じアジアからワールドカップに出場した韓国からの批判に、

どうしてそこまで言うの?という思いを抱いてる。


高校野球だったら、福岡県代表だけでなく九州勢をも応援するけど、

サッカーでは、自分の国だけ応援するものなんだろう。

アジアの一員はアジアでなく、自国のみを応援するものなのだろう。

韓国からの批判は、すごく痛い。

韓国がドイツに勝利したのは美しいが、日本の決勝進出は醜いと言われている。

無気力に見えたパス回しは醜い?


野球では、敬遠という戦法や、

バントという打法もある。


サッカーには、そういう戦法はないのかなあ。

美しい勝ち方を目指すスポーツなんだろうか。

よく分からない。

日本を応援に行った人たちも、残念なやり方だと言ったり、

批判もあった。

日本の代表選手も、不本意だったかもしれない。

批判を見ると、気の毒に思える。

だって、日本の代表選手もサッカーを愛しているはずだから。


「こうあるべき」というサッカーから外れると、醜いと言われる。

容姿を醜いと言われているのに似ている。

美しいサッカーと醜いサッカーがあり、醜いサッカーをやった日本は醜いと言われているようだ。

なりふり構わず勝ちをとろうとした日本は、醜いと言われて可哀想だな。

・・・わたむし(妻)