低能先生

罵詈雑言を書き込む者が「低能先生」というあだ名をつけられ、

誹謗中傷を繰り返したために、iDを削除され書き込めなくなった。

低能先生は、書き込めなくなったのは自分のせいとは思わず、

誹謗中傷を通報した人のせいだと逆恨みし、その人の行動をネットで知り、

殺害に至った。

低能先生」は、犯行声明のような書き込みをし、自主する前にも書き込み、

殺人事件が起きたのは、ネットで自分を煽った人のせいだと書いていた。


この事件、他人事じゃないなあ。

誰にでも起こり得るトラブルだと思う。


低能先生」というあだ名をつけられた犯人は、ネットで誹謗中傷を繰り返す自分を制御できなくなったんだろう。

ネットに書き込んでいるのは自分なのに、もう一人の自分が一人歩きしていたような、自分と書き込みが離れた感じだろう。

低能先生ネット弁慶だ・・・と言われ、書き込みの人格を実際の行動に寄せて、

刺殺という恐ろしい行動に出てしまった。


ネットで荒らしをする人は、よく「お互いさま」と言う。

荒らされる方にも荒らされる原因があると言う。

そんな風に、荒らし行為を正当化する。

福岡で起きた刺殺事件でも、亡くなった被害者に、

「殺された方も悪かった」というような言葉を浴びせる人がいると知った。


殺人を正当化するなんて、許せないと思った。


なぜだろう、こういうネットの書き込みはニュースで紹介されない。

・・・わたむし(妻)