岸本葉子さん

先日、日経新聞岸本葉子さんのエッセイを読んだ。

岸本さんは近年、「タイタン」という美容医療の施術を二か月ごとに受けているそうだ。

皮膚の真皮層を温めてコラーゲン組織を増やす施術という。


このエッセイを読んで、生活に余裕がある女性は当たり前のように美容皮膚科や美容外科アンチエイジングの施術を受けているのだなあと思った。

お金で美しさを手に入れるのは、ちょっと恥ずかしいと思っていたところが私にあったんだけど、

岸本葉子さんのように有名なエッセイストが書くと、恥ずかしくもなんともない当たり前のことのように感じる。

そして、そういう美容医療は高額で手が届かないと思う私は、「当たり前」から外れているようにも感じた。

ちょっと惨めな気持ちになったということかな。

羨ましさや嫉妬もあるかも。


最近、岸本葉子さんのエッセイを読むと、似たようなモヤモヤ感が残る。

岸本葉子さんの本を読まなくなったが、新聞では目にしてしまう。

目に入ると同時に読んでしまい、モヤモヤした気持ちになる。

ということは、日経新聞からも距離を置いてみた方がいいのかな。


そもそも、私が読みたい記事や読み物がどこにあるか、探す必要がありそうだ。

・・・わたむし(妻)