西郷どん

大河ドラマ西郷どん」を見て、

貧富の差が酷いなあと思った。

農民は米を作るが米を食べられず、

米が足りずに借金している。

借金を返せず娘を売りに出す。


年貢をとる武士は、升で米を測るときにワザとあふれさせ、

こぼれた米は不浄だからと年貢米にカウントしない。

こぼした武士が役徳としてもらう。


西郷どん」に登場する武士たちは、働き手の農民に寄生する者のように見えた。

貧しい者は代々貧しく、富める者は代々富んでいる。

代々富んでいる者は、当たり前のように貧しい者から搾取する。


腐敗した武士の様子をドラマで見て、

今の世の中に重なるところが多いなあと思った。

働かなくても楽に暮らせる人がいる一方で、働いても暮らしが成り立たない人もいる。


昔も今も変わらないなあと思いながらドラマを見たのだった。

・・・わたむし(妻)