新聞で見た犯罪記事
昨夜、新聞をめくっていたら「朝倉」「うきは」という言葉が目に入り、
気づいたらその記事を読んでいた。
小さな記事だった。
「強制性交」という言葉があった。この言葉を初めて目にした。
筑後川が境になっている。
田舎には、人気のない場所はたくさんある。多くの中学生が人気のない農道などを自転車で通っていて、
車に連れ込まれても、周りに誰もいなくて目撃者もなく逃げることもできないだろう。
中学生がスマホを持っていないなら、助けを呼ぶ方法もない。
卑劣としか言いようがない。
犯人の名前が記事にあった。
飲食店経営と書かれていたが、店の名はなかった。
犯人の名前で検索すると、その名前で「いいね」をしたページがたくさん出てきた。
その一つのページを見ると、たくさんの人たちが「いいね」を押し、
「いいね」をした人の名前もたくさんあった。
それらの名前の中に、新聞にあった犯人の名前もあった。
飲食店経営者や食材の提供者が「いいね」をしているのだろう。
犯人は、ネットで実名で交流しつつ、
飲食店で料理を提供し、客と交流するという生活をし、
一方では、中学生を襲うという二面性があったということだろう。
普通に社会生活を営み、一方で子どもを対象に性犯罪を犯すという二面性があった・・・。
普通の大人が車を悪用して密室を作り、その中で性犯罪を犯した・・・。
親や教師など大人の愛情を信じて生活していた中学生が、突然、大人の欲望のはけ口に使われ傷つけられた・・・。
幸い、その中学生を助けようとする大人たちが犯人逮捕にこぎつけたんだけど、
被害の傷が癒えるには何十年もかかるんではないかな。
普通に生活できる心境になるは、すごく月日がかかるだろう。
犯人は、子どもを性の対象にしていたわけだけど、
そういう人は、少なくないのかもしれない。
犯罪に手を染めず、なんとか自分の内に秘めているだけの人は少なくないのかも。
人を傷つけて欲望を満たしてはいけないと抑制している人は少なくないのかも。
多分、バレなければやってもいいという間違った理屈で行動した結果の性犯罪なんだろう。
・・・わたむし(妻)