いじめのニュース
福岡市の小学校で、長期にいじめを受けて体調を崩した児童が入院しているというニュース記事を読んだ。
小3からいじめは続き、小6の9月に登校できなくなったと書かれていた。
小4では、集合写真の顔を切り取られるといういじめがあり、先生にも取りあってもらえなかったという。
体調を崩して入院している児童は、
いじめが一生続くのではないかと絶望しただろう。
それに、いじめていた児童がちゃんと指導されたかどうかも気になる。
人を傷つけて楽しむことが、その子の楽しみ方として習慣になってしまったとしたら、
子どもの頃の過ちではなく、犯罪の芽吹きとなるだろう。
悪い芽ははやいうちに摘まなきゃ。
集合写真の顔部分を切り取るなんて、殺人の前段階のような気がして怖い。
最近、給食に下剤を混ぜて教師に食べさせたという事件もあった。
これも、やり過ぎたいたずらというより、殺人の前段階だと思う。
下剤を混ぜた生徒は、下剤入りの給食を食べる教師を観察していただろう。
こういうのは、道徳教育で改善できないだろう。
知性の高い子は、道徳の授業ではそれなりに評価されるコメントを書くだろう。
やって良いことと駄目なことの区別がついていて、その上で、他人を苦しめて楽しんでいるのだから、
教育で改善させるんじゃなく、もっと突っ込んで治療する必要があるのではなかろうか。
万引きを繰り返すことだって、病気として入院治療するそうだ。
いじめのような酷い行動を続ける児童生徒にも、治療が必要だろう。
いじめの加害者は、被害者を支配するわけだけど、他人を自分の思い通りにする「支配」は、人間にとっての快楽だ。
いじめの加害者は、快楽を得るために他人をいじめ、アルコール依存やギャンブル依存のように、いじめを止められなくなってしまうという病理に陥っているんじゃなかろうか。
・・・わたむし(妻)