ボランティア活動

洗濯物を干していたら、

夫のパンツに大きな穴が開いているのを見つけ驚いた。

洗濯機の中でそうなったのか?


パンツが足りなくなったら困るので、「やまだい」という衣料が安い店へ買いに行った。

2枚買っても1000円もしない。

1枚300円くらいのもある。


そう言えば、ニュースで朝倉市役所などが取材され、

小学校高学年か中学生かと思われる少女が

Tシャツや下着が足りないと言っていた。


生理用品も必要だろう。

女性たちは化粧品も必要だろう。

洗顔ができないとき、拭き取り化粧水で拭き取るだけでも顔はさっぱりする。


そんなことをぼんやりと考えながら買い物をした。

Tシャツや下着が足りないと言った少女の様子を思い出して胸が痛んだ。


我が家からそんなに遠くないところで困っている人たちがいるのに、

自分はいつもと変わらない生活をしている。

なんだか申し訳ない気持ちになる。


ははあ。

この申し訳なさは、平等を望む自然な気持ちのようだ。

「申し訳ない」という思いは、きっと福祉に流れ着く自然な思いなんだろう。


普通に暮らしつつ、被災状況に関心を持ち、できることを見つけたいな。

日田ではボランティア活動が始まったとニュースで見た。

濡れた畳や土を運ぶ作業をするそうだ。

私には何ができるかな。

・・・わたむし(妻)