ベントナイト
早速スーパーのペット用品売り場へ行った。
残念なことにシリカゲルの猫砂はなかった。
商品棚にあったのはベージュ色の猫砂。
袋を裏返して成分表示を見ると、ベントナイトと書かれていた。
どこかで聞いたことがある。なんだったかな?
帰宅してすぐにでも調べたかったけど、調べるのは翌日の楽しみにとっておくことにした。
ベントナイトで検索すると、粘土の一種であると分かった。
粘土細工、田んぼの畔の補強、化粧品の材料など、猫砂以外の使い道が目についた。
で、私がベントナイトという名を目にしたのは、化粧品の材料としてだと分かった。
クレイパックの材料がベントナイト。
水分を含んだドロドロしたクレイパックを顔に伸ばすと乾いてくる。
洗い流すと毛穴の汚れが取れているという経験があった。
ベントナイトは汚れを吸着するもののようだ。
ドロドロの状態でパックとして売られていたということから、やはり粘土なのだなと思った。
また、雨のイメージが湧いた。
農民たちが雨ごいをし、ザザッと雨が降ると干からびて割れた田んぼが潤う。
水がたまり、農作できるようになる。農民は喜ぶ。
そうそう、田んぼには粘土がある。粒子が細かくて、ねっとりしている粘土がある。
そうか、ベントナイトは猫のおしっこやウンコの水分を吸ってくれるんだな。シリカゲルとは違うが、ちゃんと水気を吸うはずだ。
けれども、粘土だから乾けば細かい粒子が飛んで、土埃になるだろう。
掃除が大変だな。
やっぱ、ベントナイトはパックとして使うのが良いなと思った。
それにしても、ベントナイトを猫砂にしようとするとき、丁度良い大きさに固めるのが大事だろう。
何か、糊のようなもので固めているんだろうかと疑問に思ったが、
この疑問、少しも私の生活に役立たないだろう。
別の店へ行ってみよう。シリカゲルの猫砂を見たいから。
・・・わたむし(妻)