シリカゲル

脱衣所の物入れの中は通気性が悪く湿気がこもりやすいようだ。

湿気を取るために新聞紙を敷いてみたが効果を感じないので、乾燥剤シリカゲルを使うことにした。

たしか、ドライフラワーを作るときにシリカゲルを使ったのを思い出し、手芸店へ行った。

1キログラム1200円で買った。

湿気を吸ってピンクになっても鍋などで加熱するとブルーにもどり再び乾燥剤として使えるようになるそうだ。

買ってきて、さっそく小さなブラ容器に小分けして物入れに置いてみた。

一日経つと青い粒は紫色に変わっていた。

変色してるってことは、湿気を吸ったということだろう。

やった、湿気が取れているとうれしく思った。

そして、ちょっとモヤモヤした気分が持ち上がった。

シリカゲルを加熱するための鍋がないのだ。

シリカゲルの袋に「再生には使っていない鍋やフライパンを使ってください」と書かれている。

我が家には、その「使っていない鍋・フライパン」がない。捨てたから。半年前に。

シリカゲルを加熱するために鍋を買うのは嫌だし、使い古しの鍋を他人にもらうのも抵抗がある。

シリカゲルの再生、どうしようかな。

シリカゲル買ったのは失敗か?


もやもやする気分のまま、シリカゲルについて検索した。

ネットの情報で、猫のトイレ用の砂もシリカゲルだそうだ。

4リットルで1000円くらい。

猫のトイレ用だから、再加熱するという言葉はなかったが、シリカゲルの猫砂は猫のウンコをカラカラに乾燥させるという。1週間取り替えなくてもよいそうだ。

安いシリカゲルの猫砂を買って使えば良いかもと私は考え直した。

そうこうするうちに、鍋の問題も何とかなりそうな気がする。


猫砂はペットコーナーにあるはず。今日にでも店で見てみよう。

・・・わたむし(妻)