保護なめんなよシャツ

ローマ字で「保護なめんなよ」と書かれたシャツを着て生活保護者世帯を訪問していたというニュースがあったが、

その服が作られたのは2007年。

なぜ、今になって問題になったのか気になった。

2007年頃、生活保護の不正受給が問題になったのか?

私はほとんど覚えていない。


それより生活保護が受けらずに餓死というニュースの方を記憶している。

その服を作った人は、「保護なめんな」「くず」などの言葉やメッセージを英語で作った。

誰が見ても分かる日本語にしなかった。

ということは、自分らや英語が読める人に伝われば良いということになる。


ローマ字読みや英単語が分からない人を侮蔑する意味も込められていたのだろう。


ふと古い記憶が甦る。

アメリカ人、英会話の得意な日本人の中にいるときに、英会話の出来ない私をそのアメリカ人が、

まったく言葉が分からないと思ったらしく、人の悪口の混じった会話をしていた。

英会話のできる日本人が、しゃべれなくても意味分かってるよとたしなめていた。

私はそのアメリカ人が嫌いになった。

馬鹿にされるのは嫌だから。


ニュースで取り上げられていた服について、とりたてて不快を示す人は多くはないのかもしれないけど、

英会話ができないのを馬鹿にされたのを思い出して、ちょっと嫌な気持ちになった。


そして、生活保護申請をしようかと思っている人たちも衝撃を受けたんじゃないかと思う。

相談したいが役所の人から冷たい目で見られるなんて。




・・・わたむし(妻)