相模原の事件について②
今日、NHKの「日曜討論」で、相模原の事件が特集されていた。
夜9時からは、NHK特集でもこの事件についての特集番組がある。
「日曜討論」の中で気になる発言があった。
犯人の男性に共感する人々が、世の中にはいるそうだ。
無抵抗の障害者が殺害されたことについて、「私もそう思う」「私も同じことがしたかった」「やってくれて、ありがとう」というような共感意見がネット掲示板などに書きこまれているという。
犯人に共感することは、犯罪にならないが、犯罪を助長することにはなるんじゃないかな。
この世の中から、誰かが抹殺される。それを応援する人がいる。
抹殺された人の魂が、その様子を見ているとしたら、「私は生きていてはいけなかったの」と絶望するだろう。
今、障害のある人たちの中には、「生きていては駄目なのか」と絶望している人がいるだろう。
殺人事件が起きたとき、被害者の名前が報じられるが、今回の事件では伏せられている。
どうしてなんだろう。
お通夜や葬儀の取材もない。
まるで被害者が存在しないかのよう。
何か、変だな。
亡くなった人たちの命が軽く扱われ、軽く伝えられているようだ。
・・・わたむし(妻)