兵馬俑展

九州国立博物館へ行った。朝のうちだったからか、ゆとりがあった。

まずは、一階のミュージアムホールで西都太宰府映像アーカイブス上映会に入ってみた。

「登山シーズン到来 ちくしの山特集」というタイトルの上映会だった。

天拝山の歴史
・武蔵寺経塚と写経埋納法会
・戦国の花・高橋紹運
・法満山の修験道

この4つのプログラムで上映された。夫は興味深く見ていたようだが私は途中で眠った。

高橋紹運の内容で眠ったようだ。

龍造寺VS島津VS大友の勢力争いの中、高橋紹運は大友氏に属して働いたのたそうだが、眠ったので内容を覚えていない。目が覚めたら、立花家の子孫の方がお話ししている場面だった。

天拝山の歴史については、やっぱり、菅原道真にまつわることだった。いろいろな伝説が残っている。

針摺、鯰石、くわのえ橋。この3つの伝説は、夫が好きな話なんだけど、私はピンとこない。

天拝山の山頂には、天に拝んだ菅原道真の足跡を残した石があるのだそうだ。これもピンとこないが、菅原道真ゆかりの地だから、筑紫野市の湯町は観光客で賑わったのだそうだ。

これも、今の様子しか知らないからピンとこない。レジャーが多様化したから、温泉に来る人が減ったのだよね。


上映会でちょっと疲れたから、兵馬俑展はざっと流すように見て回った。説明をあんまり読んでいない。

音声ガイドを聞きながら見ている人が多かった。

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兵馬俑のレプリカがたくさん飾られていた。本物のように見えた。

本物の兵馬俑には、修復の痕があった。顔が小さく足が短いと思った。顔は頬骨が高く口角が上がっていて、笑っているみたいだった。兵馬俑は、首にマフラーを巻いている。ちょっとおしゃれだと思った。短パン姿のもあった。

展示物の中に、秦の時代の強力な弓矢があった。ボーガンのような形だった。鋭い剣も展示されていた。殺傷力が高そうで怖いと思った。

展示の仕方で気になることがあった。本物の兵馬俑は手を伸ばせば届きそうなところに展示されていた。

近くで見ることができるのは良いのだけど、うっかり触ってしまう人がいるんじゃないか。

展示の近くに係員がいて、ときどきお客さんに注意していた。

もちろん、レプリカにも触れてはならないのだけど、近すぎると感じた。


漫画「キングダム」も紹介されていた。漫画の登場人物と記念撮影できるし、漫画の制作についても紹介されていて面白かった。

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・・・わたむし(妻)