エイジハラスメント
女性は若くて美しい方が良い。若くもなく美しくもない女性は大切にされなくて当たり前・・・という空気が、ドラマ「エイジハラスメント」には流れているみたい。
毎回見てはいないけど、最終回は見ておきたいなと思う。
録画しておいて見た回では、会社の労働規約でアルバイト禁止になっているにも関わらず、内緒でキャバクラでアルバイトしている女性がいた。
キャバクラに客として上司が来店し、その女性にアルバイトを辞めるよう説得する。
女性は、どうしてもお金が必要。会社で上司に「300万円 口座に振り込んでほしい」と要求する。
口をあんぐりと開けて、首を横に振る上司。なぜだと問う。
すると女性は、セクハラの代償だと言う。キャバクラの勤務後に寿司屋へ行き、そこでセクハラされたという。
セクハラをばらされたく無かったら300万円よこせ・・という脅迫。
このドラマのこの回で、脅迫される人の恐怖感が伝わってきた。
○○されたくなかったら、△△△しなさいという圧迫。
ハラスメントを通り越した犯罪だな。
ドラマでは、脅迫した女性が、実は結婚詐欺に遭っていたというストーリーでまとめられた。
セクハラをしたという嘘をばら撒かれると信用を失って会社を辞めざるを得なくなる。そうなれば、社会人としての人生が終わってしまう。「嘘」というナイフで「命」を奪われそうな場面だったが、上司の部下を思う愛情によって亀裂は修復された。
それにしても、「嘘」は恐ろしいものだと思った。
・・・わたむし(妻)