テレビ番組を録画して・・・

夫はアグネス・チャンの昔からのファン。

昨日、テレビを見ていたらアグネス・チャンが来福し出演していたので録画した。

あまり深く考えず、反射的に録画する自分を後から振り返ると、少し悲しいかんじがする。


家族の役に立ちそうな番組があると録画したり、新聞記事を切り取っておいたりするが、それらが役に立っているとは言えない。なぜなら、見られないままだから。

日の目を見ない情報を収集している自分って・・・これって、無駄なことかも。


それに、自分が面白いと思って熱中することは、他の人にはどうでも良いことであることが多い。


アニメ「そらのおとしもの」が、朝倉市うきは市の景色が使われ、杷木中学校の校舎そのものがアニメに登場することや、登場人物の名前がギリシャ神話からとられていることについても、ギリシャ神話に似た牛鬼伝説が田主丸にあることなどを話題にしても、誰からも関心を持たれなかった。

杷木インターから降りるときに見える杷木中の校舎にスゴイと感動する自分が、奇妙な人間に思えたりして悲しかった。

私一人が面白がっている。


昔のアニメは、背景が無造作に作られていたという印象がある。どんな街の話なのか分からない。が、「アルプスの少女ハイジ」あたりから、街並みや風景が現実にあるもののように描かれるようになってきた。

だから、杷木やうきはの風景や街並みが、アニメの中でどのように描かれているかに私は興味を持った。アニメ「そらのおとしもの」を見ると、何もない田舎の風景であるのに、確かにある風景と感じられてスゴイと感動したのだった。しかし、誰とも感動を共有できないという寂しさ・・・。


同じように、日々、私が関心を持って集める情報は、「あっ、そう」くらいの軽さで家族に伝わる。

もしかしたら、伝え方が下手くそなのかも。


・・・わたむし(妻)