無職の男性が年間100万円で生活を楽しんでいるという本

山崎寿人さんが書いた「年収100万円の豊かな節約生活術」という本と、それを実行してみましたというコミックエッセイ。

この二冊を読んで、ちょっと疲れた。

無職が転職だと書かれているのだけど、親が残したマンションの一室を他人に貸して家賃収入があったり、そのマンションを売って千数百万円を得たり、モニターして謝礼を受けたりして収入を得ているのだから、この本で言うところの「年収100万円」というのは、非正規労働で疲弊している人たちとは比べられない。

山崎寿人さんは、人に使われず自由に暮らしている。とっても自由。それに、たくさんのお友だちと交流している。孤独ではない。

人が会いたくなる魅力的な人なのだろう。

羨ましいなぁと思いながら読み、読後には疲れと気持ちの凹みを感じた。

妬ましさを感じて疲れたのだろう。


・・・わたむし(妻)

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