「あさイチ」ひきこもり支援特集

大卒の若い女性。
 
希望の就職先で働いていたが、鹿児島の実家から祖父の介護が必要との連絡が入り、
 
女性は鹿児島で就職先を見つけて家族と一緒に介護しようと決めた。
 
しかし、いくつもの会社を受けても採用に至らない。
 
 
就職一年で退職したことが不採用の理由になっているのではないかと思われたそうだ。
 
度重なる不採用に心が折れて、女性は家に引きこもるようになったという。
 
ストレスから過食し、体重が30キロ増加。太った自分を見られたくなくて、遠距離交際の彼とは別れた。
 
負のスパイラルの最中、両親は、教育の専門家に相談していた。
 
そして、理学療法士の資格取得を目指さないかと彼女に提案。
 
最初は渋々、専門学校に通学していた彼女であったが、目標を同じくする仲間と交流しているうちに
 
心が前向きになり、卒業後に病院で正職員として採用された。
 
今では、30キロの減量にも成功し、充実した生活をしている。
 
 
 
このようなひきこもり脱出の経験が紹介されたが、視聴者から寄せられたメール・ファックスは、
 
「ひきこもり」に厳しい。
 
・働かないのは甘えだ。
 
・私は採用担当者だが、家族の介護をしている人は採用しない。急に家族の具合が悪くなって休まれると業務に支障が出るから。
 
 
 
まだまだ、問題を抱えつつも働こうと意欲ある人の心を折っている現状なんだなあ。
 
こんな風だから、子どもをもつ若いママの再就職が難しいのだ。
 
会社に都合の良い人間を選んで採用し、使えないと判断したら首を切るのだろう。
 
 
 
 
 
・・・わたむし(妻)