「あさイチ」・・・母が重い
有働アナとイノッチが、必ず「花子とアン」の感想を述べるところから
番組は始まる。
毎回、そうなんだよね。
今日のテーマは、関心のあるものだったので「あさイチ」を見た。
秋葉原通り魔事件の犯人の母親が、子どもに干渉する人だったというから、
男性にとっても重要なテーマだと思う。
「母親が重い」というテーマ。
虐待とまではいかなくても、子どもを自分の思い通りにしようとする母親の呪縛に苦しむ女性たちが、
番組で経験を語っていた。
見終えて、思ったんだけど、自分の親を尊敬できなくても、また、嫌な人だなと思っても、
構わないということなんだな。
未熟な若い親が、知らないうちに子どもを傷つけている。傷つけている自覚がないから、
子どもが「あれは嫌だった」と言っても、話がかみ合わない。
親が良かれと思って、子どもが嫌うことをしてしまう。干渉してしまう。
苦しいときに、苦しみの上塗りをして、さらに苦しめる親は、たくさんいるんだな・・と分かった。
何年か親に会わない間に、親からの影響が薄くなり、気持ちが楽になるという、距離を置く試みも紹介されていた。
なるほど・・・。
「あなたの為を思って言っているの」「私の言う通りにしていればいい」「どうしてできないの」等、母親から言われて嫌だった言葉が紹介されていた。
子どもを、自分とは違う人間だと認識できない母親は、子どもに対してそのように言うことがあるのだな。
番組では触れられなかったが、自分の不得手なことを子どもが楽にこなしていると、
子どもに嫉妬して足を引っ張る親もいる。
子どもの幸せに嫉妬する親だ。
子どもは親のコピーでも作品でもない。違う人間だ。
血を受け継いではいるが、別の人間だ。
自分の親は毒親だと気づいたら、同じ過ちを自分の子どもにしなくていいように、
他人から助けてもらったら良いんだ。
今日の「あさイチ」は有意義だった。
・・・わたむし(妻)