職場での「まっとうでない現実」に異議申し立てする力・・・

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読売新聞2月23日の紙面で見つけた記事。

神戸国際大学で、キャリア教育として、「まっとうでない現実に異議申し立てをする力」の育成をしているという。


必要なことだと思う。


私自身、まっとうでない現実に直面したことがある。

ある職場でのことだった。

休憩時間に仕事の打ち合わせを組まれそうになったので、休憩時間であることを主張したことがあった。

また、移動時間を考えたら入りきれない仕事を組まれて、移動と準備の時間を要求したことがあった。

その職場の空気には「NO」を言う空気がなかったためだろう。

私は、「出来ません」と言ったあとに、ちょっとした仲間外しをされたことがある。

仕事には支障はなかったが、仲間外しによって会食の場に参加出来なかった。

が、そんな目にあった後に楽しみの仲間に入っても楽しくないだろうと考え、

仲間外しを気に病まないようにしようとした。


このような出来事が、もしも就職したばかりの若者に起こったら、

とても可哀相だ。

仲間外しをする人間が、上司や先輩という自分よりも強い集団だからだ。


この記事を手がかりにすると、職場で「まっとうではない」と感じることがあったら、

1人で考え込まずに労働相談の窓口を利用するのも1つの方法だろう。

日々の出来事を記録して証拠として残し、それを元に相談すれば、具体的な対応法を示してもらえるかもしれない。


以前に書いたが、組合を作るのも有りだと思う。