2008-07-19 元寇資料館④ 美術館や博物館で見た古い物 #歴史 元軍の兜と鐙(あぶみ)。 鐙とは、鞍(くら)の付属品の一部で、乗馬した時、足先を引っ掛けるところ。 兜の遺品例は鎧よりも多い。当時、討ち取った相手の甲冑を、武功の証として 各地の寺社に奉納する事が流行していた。 しかし、収納場所の確保や保存のし易さなどからみて、 鎧より兜が選ばれたそうである。 兜の種類が幾種類もあるのは、蒙古軍が高麗・南宋などの寄せ集め軍で、 統一されていなかった為であろうか?