侍島の合戦②

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大友義鎮(おおともよししげ)は、大友方から毛利元就側に寝返った反逆者、筑紫惟門を征伐しようと、

総大将佐藤刑部丞(さとうぎょうぶのじょう)のもと、肥前の犬塚尚家(いぬづかひさいえ)、

筑後の星野鑑泰(ほしのあきやす)、問注所鑑晴(もんちゅうじょあきはる)らの軍兵一万人で、

天判山城を、包囲させた。筑紫惟門側の兵は、二千人。数の上では大友方が優位であった。

‘九州治乱記’には、‘時に大友の軍士打負けて、府内よりの検使佐藤刑部丞立所に討たれぬ。

~こらえずして落去しけり。総て豊後勢敗軍なり。’となっている。

筑紫氏の伏兵の鉄砲乱射により、総大将佐藤刑部丞・犬塚尚家・星野鑑泰・問注所鑑晴らの武将も

ことごとく討ち死にして豊後勢総崩れとなり、大友方の大敗北となった。

この合戦の模様を記したフィギィアが、

筑紫野市の〝ふるさと館ちくしの(筑紫野市二日市南1-9-1:092-922-1911:am9:00~pm18:00)〟

で展示されている。入場無料であり、お薦めスポットである。尚、撮影は許可をえて行っている。